本日はかほく市で上棟を行いました。お施主様の許可をいただきドローンで空撮してみました。上空から見ると屋根の構造がはっきりとわかります。屋根の傾斜を形作る屋根垂木(やねだるき)は通常303mmで並べていきますが、軒先は強化するために半分の150mmで並べています。大雪でも曲がらないようにしっかりと作っています。さらに垂木の上に構造用合板を貼っていきます。
垂木の上に構造用合板を貼った後は断熱材を並べていきます。屋根面で断熱する施工です。その上にまた垂木をのせて、また構造用合板です。断熱材と構造用合板の間、垂木が筋状に見える部分は通気層になるので、屋根が日射で熱くなっても下の部屋まで伝わりにくい構造になっています。
正面から見ると見えにくい屋根の作業ですが、けっこう大変な作業が行われています。
150mmピッチの屋根垂木の様子。上棟の中でも特に好きな風景が、この屋根垂木が並んでいるシーン。
お施主様におかれましては本日はおめでとうございます。より一層家づくりを楽しんでください!!