ここは岐阜県の飛騨市。お隣の高山と並んで古い街並みが残っている「飛騨古川」。白い土蔵が並ぶ瀬戸川沿いの小道は特に趣がある場所です。
街を歩くとレトロな建物があちこちにあり、懐かしい感じがします。
似たような形をした建物が並んでいますが、街並みの調和をとるために自主的に建物のデザインを統一し美しい景観を創っており、飛騨の匠と呼ばれる人たちが施した意匠が随所に見られます。
町家を改装したカレー屋さんのようですが、軒を低く抑えてあり水平ラインがとても美しいと思いました。
先日、アメリカにお住まいの方と住宅についてお話する機会があり、そちらでは屋根や外壁の色について厳しい制限があり、そうすることで町の景観を保っているとのことでした。それを聞いた時は驚きましたが、昔の日本の街並みは自然とそうすることで今に残っているのかもしれません。
余談になりますが古川では観光用の駐車場があり、なんと「無料」でした。なかなかこのようなサービスは他ではないのでセコイ私にとってはとてもポイントが高い街です。