価値ある住まいをデザインする

石川県の建築会社「中部ジェイ・シィ」のブログ

26年ぶりの大寒波到来!

今期最大の大寒波が到来中です!雪はそれほどではないですが、気温がかなり低いので対策をお願いします!

まず水道の凍結防止として鉛筆の芯ほどの太さで水を流しておいてください。水が出ているうちに使う分の水を念のために溜めておく。エアコンなどの室外機は雪に埋もれないように注意してください。お風呂は凍結防止モードに。

今は水が出ていても明日の朝は出ないことも想定されますのでご注意ください!石川県では26年ぶりの大寒波だとのこと。

 

くれぐれもご注意ください!自然を甘く見ていた我が家ははお湯どころか水も止まっていますので(T . T)

 

 

建物探訪番外編【四国のいろんな橋】

四国に訪れた際に出会った橋達。こちらは様々な民家を集めた香川県の「四国村」の中にある「かずら橋」。つる草を編んで作った橋で徳島県にオリジナルのものが存在しています。

橋の怖さより、注意書きのインパクトの方が勝るかもしれません。

実際に渡ってみると足元がスケルトン階段のように丸見え。渡っている時は橋がぐらぐらするので、なかなかのスリルを味わうことができます。

こちらは徳島県美馬市脇町の古い街並みのそばにある橋。一見普通の橋のように見えますが。

普通、転落防止のためについている欄干やガードレールなどがついていません。これは潜水橋または沈下橋といって川が増水したときは川の中に潜ったようになる橋です。橋の幅は車一台分。

橋を通っている車がいると対向車は橋の向こうで順番を待ちます。譲り合いの精神がないとうまく渡れない橋となっていました。

徳島県の鳴門市から見た大鳴門橋。タイミングによって海面には渦潮が発生する場所です。この橋を渡った向こう側は淡路島になります。

とこのようにいろんな橋を見てきましたが、今年は危ない橋を渡らないように気を付けたいと思います。

 

 

たてもの探訪【うだつの上がる街並みin美馬市】

ここは徳島県美馬市脇町。戦国時代には脇城の城下町であり、江戸時代には吉野川の水運を利用した藍の集散地として発展した街です。漆喰塗の白い壁がズラッと並ぶ街並みは圧巻。

遠くの山々も見え昔にタイムスリップしたかのよう。旅行で来たと思われるチビッ子が「うわーすげー懐かしい!」と叫んでいました。あえて突っ込まず。

この街並みの特徴で特に目立つのは家の両側についている「うだつ」。防火用に隣家の延焼を防ぐためにつけられたもので「うだつ」自体は良く見かけますが、このように瓦まで載せ装飾性のある「うだつ」は初めて見ました。それも多くの家々にこのスタイリッシュうだつが付いております。

 

こちらは寛政4年(1792年)に建築されたという「吉田家住宅」。200年以上前からある建物です。こちらもスタイリッシュなうだつが付いています。

表通りに面する部分は閉鎖的な感じがしましたが、中に入るときれいな庭があります。

部屋に囲まれた中庭も。庭を介して入ってくる日光によって、建物両側に窓がないにもかかわらず明るい室内環境となっています。

完全にやられたっ!と思ったのがこのプロポーション。表通りと正反対からの立面で、同じ建物とは思えません。まったく想像していなかった姿でした。明らかに後ろから見られることも意識して抜かりなく設計しています。

それはさておき、「うだつ」の上がらないと言われるので、そんなことを言わせないように次回のモデルハウスで「うだつ」を採用する案を会議で提案したいと思います。

 

 

2023.1.13建築現場から SDGsの巻

現在建築中の現場の傍らに置いてあった材木。昔何かに使おうと思って取っておいた桜の木の板だそうです。使えるなら使いたいとのご要望があったので、さっそく製材屋さんに搬入。中がどういう状態かは切ってみないとわかりません。

台車に板をセットして。

台車ごと大きなノコギリのついた機械に向かっていって切っていきます。元々は表面が凸凹しているので、このノコギリで表面をまっすぐにカット。

 

まっすぐになるまで表面を削ったのでだいぶ薄くなってしまいましたが、きれいな桜の杢目が出た板が取れました。これをさらにきれいにカンナをかけてピカピカにして現場に戻します。現場では大工さんが到着を心待ちにしている様子。

このようにずっと置いてあった材料が新たにキレイになって使われることもあります。資源の再利用にもなり、様々な人の手を経て新たに生まれ変わった素材をみると嬉しくなります。どのようになるのかはまたのお楽しみ。

 

弊社でもSDGsをやりましょうということになったので、こういう取り組みをさらにしていきたいと思います。社会見学が楽しいので。

 

 

 

建物探訪【ラ コリーナ近江八幡】再訪

明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。

お正月休みに近江八幡市にあるラ コリーナ近江八幡に寄ってきました。有名な和菓子やバームクーヘンのお店が入っていたりします。冬の時期で草屋根が渋い色になっています。設計は藤森照信さん、各地でこのような面白い建物を手掛けられています。

和菓子の型が壁にオブジェのように展示されています。

 

以前来た時には工事中だった、本社棟。迫力があります。

遊び心が詰まったテーマパークになっています。

外壁に焼杉を使った建物もありました。お店の方々で焼いて作ったと思われます。

ちょっと雰囲気の違う建物も。こちらも以前はなかったはず。まだまだ工事が続いていくようです。

 

敷地のあちこちにこのようにお店があってお菓子を販売しています。種類が多すぎて選ぶのが大変。7年振りに訪問しましたが、以前より建物が増えていてかなり長居してしまいました。どんどん進化していくお菓子のテーマパーク。次回の訪問がまた楽しみになります。

 

 

 

 

年末・年始休業のお知らせ

本年はご愛顧を頂き誠にありがとうございました。

12月30日(金)~1月4日(水)まで休業とさせていただきます。

なおモデルハウスは1月7日10:00からオープンいたします。

2023年は1月5日(木)から通常営業となります。

 

モデルハウス「環の里(めぐりのさと)」は6年が経ちました。建物とともに作った庭は季節とともに様々な表情をみせてくれます。

 

室内と外をつなぎ季節の移り変わりを感じながら心地よく暮らす住まい。

来年もそんなライフスタイルのお住まいをご提案していきます。

それでは良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします!

 

 

2022年 寒波到来!

この季節、恒例の雪かきからスタート。本日はモデルハウスの雪かきとパトロールです。

エアコン等の室外機は雪に埋もれると効率が悪くなったり動かなくなるので、雪に埋もれていないかのチェックが重要です。その際には屋根からの落雪に注意しながら点検をし、雪に埋もれていれば取り除く。その際はエアコンの電源をオフにして、周囲を広めに取り除いてください。その際に、外部コンセントの周囲も雪かきしておくようにしましょう。外部コンセントは大雪で漏電することがよくあるとのこと。

 

また気温が氷点下になる場合はお風呂は凍結防止モードにし、浴槽に水を張っておいてください。また、機械類の動作不良が起こることもありますのでエラーコードを控えてご連絡いただければ早めの対応が可能です。

 

今年は少し早めの降雪、今は雨に変わってきていますがこの後どうなるのかはわからないので車にも備えを載せておこうと思います。

ちなみにモデルハウスは除雪が完了しておりますので、見学はお気軽にご予約ください。

 春が待ち遠しいと思わずに、冬を楽しむ方法を考えたいと思う今日この頃。

 

 

2022.12.16 現場から 現場検査の巻

先日は富山県高岡市にて竣工現場の検査がありました。お引渡し前に傷などがないかのチェックやディティールの確認です。毎現場、社員総出で行っています。

メジャーで各部を測って寸法を確認したり、扉の開き方などのチェックも行います。

畳が搬入前の真壁の和室。勾配天井の部分はヨシを貼っています。

 

傷などのチェックと並行して、ポイントになっている「心地良い寸法とは」。広がりや開放的といった場合だけでなくこもった感や守られている感が居心地の良い場合もあります。そういう部分を探してフィードバックしていくことも大事な作業です。

 

最近は若い社員達は細かい傷などを目ざとくみつけるので感心していましたが、どうやら自分が見えなくなってきたのだと気づいた今日この頃。

 

 

2022.12.9 建築現場からちょっと寄り道

本日は久々に天気も良く、弊社分譲地で建築中の現場にて打合せに。外の断熱工事が完了し内部の電気配線工事の打ち合わせでした。

 

南からの日差しが明るいLDK。勾配天井になっておりコンパクトな間取りながら開放感があります。このように壁の下地がほぼできている状態で、コンセントやスイッチ、照明の位置の確認、物干し金物の位置や棚板の高さなどの高さも同時に確認します。

 

せっかくのお天気なので、近くにできた話題の県立図書館にたてもの探訪。時間がなかったので外をウロウロするだけでしたが、けっこうゴツイ感じがする図書館です。

 

お庭がしっかりと作られていて、外回りを歩くだけでも楽しめました。ベンチもあちこちに置かれていて天気が良い日は気持ちの良いスペースです。

 

今回は残念ながら外だけでしたが、次回は中に入ってみたいと思います。にしてもけっこう凄い外観なので中はさらに凄いことになっているはず。

 

ちなみにスマホのカメラが壊れているので、持ち歩いている一眼レフで撮っていますが、図書館の中をゴツイカメラを持ってウロウロするのは怪しいので、早くスマホを購入してスマートに写真を撮りたいと思う今日この頃。

 

 

たてもの探訪【坪川家住宅(千古の家)】再訪

久しぶりのたてもの探訪。国道364号線山中温泉から福井県丸岡市に向かう山の中にあるこの建物。2010年に訪れて以来12年振りの再訪です。坪川家住宅、別名「千古の家」と呼ばれるこの建物は江戸時代初期に建築されたと言われています。建物というカテゴリーを超えた何か別のものかのような外観。

 

屋根を見上げるとこちらを見ているかのような屋根の形。分厚い茅葺屋根の曲線がなめらかで、屋根ではないかのよう。この屋根形状の見事さもあって、建築家で建築史家の藤森照信さんの著書の中で、国宝にしたい建築として代々木国立競技場とこの坪川家住宅が挙げられていました。

 

栗材の構造材のどっしり感と、煙でいぶされて黒くなった天井に囲まれた空間。外と内のコントラストによって、外の風景がとても綺麗に見えました。

 

柱や梁には手加工の跡で凸凹が。杉やヒノキなどの針葉樹と違い堅い栗材は表面を削って形を整えるためで、古い民家に見られるものです。

 

外の水を樋で引いて水が室内にきています。流し場という江戸時代の水道のようなものです。福井で産出される笏谷石(しゃくだにいし)を使った水桶です。

 

この坪川家住宅に併設してお蕎麦屋さんがあり、せっかくなのでいただいてきました。行かれた際にはぜひ!

 

500~600年程前から建っているこのお住まい。現在でも様々なイベント等に使われているとのこと。愛着を持って維持管理している方々が代々いるからこそでもあります。

 

ちなみに12年前のブログ記事を読むと、自分でも恥ずかしくなるような文章でした。多少絵文字を使わずに書けるようになったようです。

 

 

2022.12.1 建築現場から 制振ダンパーの巻

現在建築中の現場にて。柱と柱の間に斜めに入った金属製の棒。

 

これは制振ダンパーといって、地震時の力を吸収して揺れを軽減してくれるものです。evoltz(エヴォルツ)という油圧式の制振ダンパー。

 

こちらには製造した会社のロゴが入っていますが、ひょっとしたら見覚えのある方も。このダンパーはドイツのビルシュタインという会社で作られたものなのです。車のショックアブソーバーとして、様々な自動車メーカーで使われているビルシュタイン。自動車で培った衝撃を吸収する技術を住宅の制振ダンパーに応用したものがこのevoltzです。

 

制振ダンパーをきちんと作用させるためにも耐震性をしっかりと確保して剛性を高めておくことが大事です。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

個人的にはこのダンパーのシンプルなデザインがお気に入りなので壁の中に隠れてしまうのがちょっと残念。

からくりソファが搬入されました!

こちらはみずきショーホームに搬入されたソファです。デンマークのデザイナー、ハンスJウェグナーがデザインしたディベッド。ハンスウェグナーは生涯で500種類もの椅子をデザインしたと言われる北欧デザインの巨匠です。

ソファ

 

このソファにはこのように背もたれが開く機能があり、中には収納スペースがあります。

ソファ


中にはシーツが内蔵されていて、背もたれを上げて奥行が広くなった状態ではベッドとしても使えるソファになっています。

ソファ

今ではソファベッドは数多くありますが、このソファは今から40年~50年前のものです。当時のオリジナルのものをデンマークから日本に運び、ソファの張り替えや傷の修復をして再利用したものになります。このように世代を越えても受け継がれ、使い続けていける家具。製作当時の木材が現在では流通していない珍しいものなどは、プレミアがついて取引されることもあり、新品よりはるかに高いのだそうです。目先の流行ではなく長く住み継がれる住まいとは何かを考えることが大事なことだよと、ハンスウェグナーから教えられた気がしました。

 

12月3日4日はご予約なしでご来場いただけます。ぜひこのソファをご覧になってください。寝るのは禁止ですが。