ここは広島県福山市。訪れたのは臨済宗のお寺「神勝寺(しんしょうじ)」です。ちょうど2020年の元日ということもあり、初詣を兼ねて行ってきました。人がごった返しているかと思いきや、けっこう静かでのどかな雰囲気。
境内に入ると藤森照信さん設計の「松堂」で受付。屋根には銅版を手で曲げたものを使用。
外壁は荒々しい手仕事の表情がみられます。
山へ向かって歩いていくと、見えてきたのが「秀路軒」。江戸時代に焼失した表千家の茶室を再建したものです。
静謐漂うお茶室。
さらに山を登っていくと本堂の「無明院」に到達。大きなお庭が広がっておりますが、このお庭の設計は作庭家の中根金作さん。あの足立美術館のお庭を手掛けた方です。
禅に関するミュージアム「荘厳堂」。ここまで見学しているだけでもけっこう楽しめます。
本堂を後にして下山。木の板でできた大きな建物が地上から浮いています。
これが禅と庭のミュージアム「洸庭」。実際はかなりの大きさです。中では映像のインスタレーションを見学することができます。
途中で見つけたロバの「一休クン」。人懐こく寄ってきてくれました。かわゆい。
と、色々な見どころ満載のお寺「神勝寺」。まるでアミューズメントパークのように嬉々として楽しめます。見どころがあり過ぎて、閉店時間?まで歩き回っていました。
また、こちらでは名物の「神勝寺うどん」があり、お坊さんがうどんを食べる作法にのっとり提供しているとのこと。
とても面白く見どころ満載の「神勝寺」でした!広島県に行かれた際にはぜひ!