新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
雪かきを避けるために四国方面へ。古い街並みが残る愛媛県大洲市にある「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」を訪れました。
今から400年ほど前より大洲藩主加藤家の庭園となっていたもので、明治時代に地元の商人河内寅次郎が購入し、風光明媚な景観を取り入れ建築した別荘建築です。
緑色の苔や庭石が見事だということですが、あいにくの雪景色に。これはこれで風情があります。
こちらは別棟になっている「不老庵」。川沿いに突き出すかのように建てられていて、絶景が広がります。
天井は竹の網代で組まれており、川面に移った月の光を反射させるようにできているそうです。
この不老庵の裏手にまわると柱の中の一本から枝が出ていて、葉っぱがついています。
実はこの建物はこの生きた槇(マキ)の柱を基準に建てられていて、建物の一部は崖からはみ出しちゃってます。
前から見ると崖からはみ出している部分には京都の清水寺のように長い柱を立てて建物を載せてありました。
これは懸造り(かけづくり)と言われるもので、この建設に携わっていたのが京都から呼び寄せた職人集団が中心となっていたからかもしれません。
雪を避けて遠出したはずが、思わぬところで雪に遭遇。あらゆるところでスタッドレスタイヤの恩恵を受けました。
嬉しくなって調子に乗っていると山道でスリップし、崖におちてしまうところでした。
四国で雪道の恐ろしさを体験することになるとは思いもよりませんでした。
今年の目標は安全運転となりました。