2010年から始めた「たてもの探訪」。気づくとこれまでに訪れた場所は150ヶ所を超える数になっていました。これだけ見ているのですが、どれだけフィードバックできているかと考えると、情けないようでたくましくもある。
その中でブログにアップし忘れることもしばしばあって、今回はそんな一つ、昨年の秋に訪れた神戸の「里山住宅博2016」。
お目当ては建築家の堀部安嗣先生が手掛けた建物「これからの家」です。しかし受付で本日は撮影のため見ることはできませんと言われガッカリ。
家を外から眺めていると、撮影スタッフの方が通りかかったのでお願いしてみることに。すると中におられた堀部先生ご本人からどうぞとおっしゃっていただきました。
とても居心地の良い空間。自然とのつながりを感じます。
額縁の絵のような寝室からの眺望。
天井高は高ければ高いほど良いようなCMを見かけますが、そうではないということを改めて教えられます。本当に居心地の良い空間。身を以て体感する機会となりました。
しかも、ご本人がすぐそばで撮影の真っ最中という凄いタイミング。
これは5年ほど前に堀部先生にいただいたサイン。今回の出来事を通して、あの時と今で自分がどれだけ成長できたのか、と振り返る良い機会となりました。