昨日、１０月オープン予定の展示場。乙丸モデルハウス（仮）が金沢市内にて上棟いたしました。昨年の秋頃から設計を開始し、幾度かのプラン変更という名のゼロベースからの再出発を繰り返したのち、ようやくの上棟です。名前は乙丸モデルハウス（仮）です。
こちらは昨日の朝７：３０頃の状態。いよいよ工事開始といったところです。
２階の床となる通気床パネルの作業状況です。普通の合板と違い通気用のスリットの位置が場所によって異なるので、一枚一枚に番号をふってあり振り分けていきます。これによって天井の中や壁の中の通気が可能となります。
屋根の瓦の下の断熱材の様子。この断熱材の上が通気層となり、さらに通気層の上に瓦が載ります。よって瓦が日射で熱くなっても熱が直接伝わりにくくなっています。また、断熱材自体が防水仕様なので、瓦の下に敷く防水用のルーフィングと合わせて２重の防水層となっています。
ようやく形になってきました。周囲の景観に合わせてできるだけ屋根の高さを下げ、圧迫感を与えないようにしています。建物の外観の公共性を考えると目立たないくらいが理想ですが、来場される方々が建物に気づかずに通り過ぎても困ります。
こうしてモデルハウスの上棟が無事に終わりました。暑い中、頑張ってくれた大工さんありがとうございました。
大工のみなさんはお疲れの様子でしたが、終礼において棟梁に「本日の感想をお願いします」と言ったところ、「今日は乾燥して大変でした」とのオヤジギャグを聞いた時がみなさん一番疲れた時だったと思います。
お疲れ様でした。
