昨日は金沢市内の現場でお手伝い。基礎工事が終わり上棟に向けた作業が進んでいます。
作業は「墨出し」といって基礎に墨でラインを書いていく作業。墨壺というメカで基礎にラインを書きます。
墨を含ませたヒモを引き絞って離すとパチンと良い音がします。許容応力度計算という構造計算に基づいた耐震性のため、ホールダウン金物という長いボルトも多めに入ります。
基礎に墨のラインがまっすぐに描かれました。
こんな感じであらゆるところでパチンパチンと墨を打っていきます。この墨出しの作業は何のためにするかというと。
基礎の上に置く土台の目印にするため。墨出しした線にそって土台を置いていきます。
本日現場に寄ってみると墨出ししたおかげで土台が整然と置かれていました。
私はちょいちょい建物の陰を探して、暑さをしのいでいましたが、炎天下の中でも黙々と作業をする大工さんはやはり凄いと思いました。まずは麦わらをゲットせねば。