2月7日、8日と二日にわたり開催させていただいた完成内見会。多くの方々にご来場いただき誠にありがとうございました。
先日、面白い建物があるとの噂を聞き、訪れたのは広島県の福山市。山の中で場所がわからず困っていたところ、たまたま通りかかった第一村人に尋ねると即座に教えてくれました。何やら見るたびに色が変わって見える不思議な建物とのこと。地元では有名な建物みたいです。
教えてもらった場所へ行くと、見えてきたのは周りの家々とは明らかに異なった怪しい建物群。
間近で見るとまぶしいくらいにピッカピカ光っています。屋根も外壁もステンレスでできており、天候や時間帯によってさまざまな色に変わって見えるようです。
実はこの建物群は地元の造船所の社宅『せとの森住宅』。建物を規則正しく並べずにランダムな配置にしてあることで、昔の山村のような雰囲気があります。
建物は無機質な感じですが、それと対照的にランダムに配置された建物の間にできたスペースには、芝生や樹木が植えられ自然が感じられます。
以前訪れた愛媛県の集合社宅でも自然を取り入れる仕組みが見受けられましたが、こちらも同じように自然環境を取り込むよう考えられているようです。
ただし、ステンレスで屋根や外壁を注文するとまぶしくて工事が大変そうなので、自然を取り込む工夫を提案していきたいと思いました。